実は昨日
ある自体が終焉を迎えた
それは
水面下で行われた
3日間の攻防であった
戦場の舞台となったのは治療室
敵の名は
モスキートン大佐
それは3日前
突如勃発する事となった。
無謀にも
いや
今となってみれば
勇敢にも彼は一人で適地に乗り込んで来たのである
当初の私は
完全に甘かった
いや
ナメきっていた
一匹の蚊ごとき
この私にとっては何の脅威でもなく
むしろ
わたしは蚊の捕獲スピードに自信さえ持っていた
そう
モスキートン大佐に会うまでは。。。
大佐は
必ずと言っていい程
私が治療に集中している時に
攻撃を仕掛けて来る
私の目の前を横切り
今オマエの集中する場所は
そちらではなく私だぞ!!
と言わんばかりに
まず
自分の存在アピールから仕掛けて来る
それを続けざまに2度程繰り返し
姿を消す
治療に集中しつつも
くまなく目で辺りを見回し
姿が確認出来ないので
再度
治療に専念する
と
数分後
右足の親指左裏に痛みにも似たかゆみを覚える
か、かゆい!!
しかし
ここが集中どころ
我慢しな。。。。かゆ〜〜い!!!
大佐の綿密なまでのムダのない一撃
その必殺技の名は
ビトゥイーンシューター!!
あぐらをかいて左外膝に接触する右足首
その間を
巧みに突破し一撃を加える
敵ながらあっぱれである
そして
モスキートン大佐がその好機を
逃すわけがない
親指のかゆみが治まる間もなく
右肩甲骨の下縁に
チクチク〜ッとかゆみがムズ走る
やりやがったな〜!!!
今度は
シャドウスクリューだぁ!!
この私が
全く手も足も出ない
一日目は
たったのこの2度の攻撃を持って
姿を消したのである
流石百戦錬磨のモスキートン大佐
そして2日目
現れたのは夜8時過ぎ
夜の陣である
初日同様
治療に集中し始めると
さ〜て若僧
今日は少しは楽しませてくれよ?
と言わんばかりに
目の前を横切る
しかも今回はライトを巧みに利用し
姿を消したり現したりと
トリックプレイで挑発して来る
完全に立場が逆転しているではないか!!
私も負けてはいられない
しかし
こちらには治療がある
治療をないがしろにだけは出来ない
もちろん
大佐は知っての事である
この日の大佐はノッていた
ノリノリだった
まずは
脳天に一発
お次ぎは
右耳裏の
シャドウスクリュウとビトゥイーンシューター
の
重ね技
この日の
治療は長期戦で
時間がかかったたため
大佐にとっては責め時なのである
20分程時間を置き
脇腹にちくりと痛がゆさを覚え
再度攻撃開始!!
大佐の鋭い針は服の上でも何のその
あげくの果てには
こちらが治療に専念してる事を良い事に
二の腕の裏に
連続攻撃
とにかく2日目のモスキートン大佐はノリノリだった
この日私はスキートン大佐には
ファーストコンタクトしか出逢ってないのである
完敗である
そして3日目
思いのほか
攻撃は早かった
昼の2時過ぎ
大胆にも大佐は
治療中の私の左人差し指に止まったのである
しかし
患者さんの背中に触れた私の手は
大佐を目の前にして
なす術がない
流石である
流石すぎて腹が立つ
しかもモノの数秒で
あざけり笑う様に姿を消した
そして第二波
午後五時半過ぎ
またもや治療中
患者さんの背中に手を触れた時
私の左肘と手首の間当たりに
モスキートン大佐は突如着陸、すかさず攻撃
しかし
これが
モスキートン大佐の最初で最後の失態であった
私は
この瞬間を待っていた
そっと
患者さんの背中から手を浮かせ
グッとその手を握った
私の皮膚に刺さっているモスキートン大佐の針は
ぐっと締め付けられた私の拳により
針が抜けない
どうする事も出来ないモスキートン大佐
若僧
やるじゃね〜蚊
いやいや
やるじゃね〜か
完敗だぜ
ひと思いにやってくれ
私は
音も立てる事なく
静かに大佐を葬った
三日間の戦いだった
素晴らしい戦士であった
私は
モスキートン大佐を
生涯忘れないだろう
モスキートン大佐〜!!
来世は友として合おうじゃないかぁ!!
さらば
モスキートン大佐
ーおしまいー
【日記の最新記事】







